こんにちは!
海外在住占い師のまるお月美です!
前回の記事では、アイルランドのセントパトリックデーの過ごし方について書きました。
今回はセントパトリックデーのパレードがどんなものなのか、紹介します。
画質が悪くてちょっとアレなんですが、写真をたくさん載せますので、雰囲気が伝わればと思います。
私が行ったのは、2018年のダブリンのパレードです。
セントパトリックデー当日は各地でパレードが開催されるのですが、おそらくアイルランド国内で最大規模のパレードが首都ダブリンのパレードなので、どうせ見に行くならダブリンが良いのではないかと感じます。
ということで2018年ダブリンパレードのレポ書いていきます↓
この年は、3月初旬に記録的な大雪が降った関係もあるのか、セントパトリックデー当日もめちゃくちゃ寒かったです。完全に冬。
パレードは午後からでしたが、午前中に雪だか雨だか降っていた記憶があります。ただ、パレードをしている時間帯はラッキーなことに雨などは降っていませんでした。アイルランドは雨が多いので、外のイベントは結構雨との戦いです。
セントパトリックデーはパレードがあるため、この日ばかりはシティセンターの大通りがパレード用に封鎖されていました。どちらにしろ祝日でほとんどの会社が休みとなっており、バスも路面電車も運行していないので、封鎖されてない道であっても車の通りはほとんどないです。
パレードの行進ルートや開始時間は事前にネットで調べられるので、私の場合町の北側のパレード開始地点あたりの沿道で見ました。開始時間のちょっと前に行って、写真が撮りやすそうな地点を確保しました。
私が撮った写真を見てもらえば多少わかるかもしれませんが、沿道がぎゅうぎゅう詰めになってパレード何も見えない、みたいなことは基本起こりません。ベストスポット?みたいな場所は人がいっぱいになる可能性もありますが、行進する距離自体が長いので、町のどこかには空いているスペースがあります。
パレードの何時間前に行って場所取り、みたいなことはする必要がないです。
私自身、パレードの様子をよく知らないまま行ったのですが、びっくりしたのはパレード出場者が子供ばっかりだったことです。それを見た時に、「地域の子供や地域のクラブ活動等の団体がメイン参加者なのかー」と知りました。
ディズニーランドみたいなパレードのプロ(?)が集結して開催されるものではないんですね。学校の催し物の規模をちょっと大きくしたぐらいのイメージです。なので、どんなすごいパレードなんだろうと期待して行くと、期待はずれかもしれません。手作り感満載です。
文字で説明するより写真を見ていただいた方がわかりやすいかと思うので、早速写真をバンバンあげていきます。
私の写真フォルダの並びを見る限り、上記の写真がパレードの先頭だったと思います。
アイルランドの軍隊?警察ですかね?厳かな感じがします。町の人々が参加者のメイン層ですが、公的な人々も参加しているのがわかります。
別の軍隊の人たち??アイルランドだけでなく色んな国の旗を振ってました(謎)
個人的にテンションが上がったのは騎馬隊です。馬かわいい。
馬車もいました。
すごい豪華な馬車だったので、要人でも乗ってるんでしょうか?
有名人も参加していたのかもしれないですが、私はアイルランドの有名人を知らないのでわかりませんでした。ネットにあがってる写真を見ていると、首相が参加したりってこともあるっぽいですけど。
ダブリンは普段でも馬車が走っているので、都会でも馬が身近な存在です。
馬以外にも、犬が行進していました。
犬の種類はよくわからないんですが、アイリッシュウルフハウンドかなと思いました。こういう伝統行事に参加するのはアイルランドの固有種じゃないかと。
犬を曳いているおじさんの格好もアイルランドの民族衣装ですね。
男がスカート履いてる!ってびっくりしますが、キルトという伝統衣装です。こういう場であったり、ビッグイベントのときはキルトを着ている男性を見かけます。
キルトとバグパイプ。
なかなか見られるものではないので圧巻です。こういう衣装と楽器はイギリスのイメージがあると思うんですが、歴史的にアイルランドとイギリスは共通点が多いことがこういったことからもうかがえます。
アイルランドの伝統といえば、この人の格好もケルト文化の魔法使いか何かの衣装に見えます。
このあたりから一般参加枠になります。
子供の鼓笛隊ですね。かわいい。我が子がこんな風にパレードに出ていたら感激します。
鼓笛隊はいっぱいいました。衣装がお洒落。
チアリーダーのお姉さんたちも。大学のサークルか何かですかね。
すごい寒くて私も沿道の人々もダウンジャケットを着ているぐらいだったのですが、パレードの人たちはすごい薄着衣装の人もいてめちゃ寒そうでした。
薄い衣装で震えて踊れない子供とかいてかわいそうだった…私が見てた場所は開始地点だったので、ずっと歩いてるとあたたかくなってくるのかもしれませんが…
緑の衣装がセントパトリックデー感満載。途中で立ち止まってバトン回しを見せてくれたりします。
テレビ局がビデオを回しているポイントがあるので、そういうところだとただ通り過ぎるだけでなく、立ち止まってパフォーマンスが始まることがありました。
不思議な衣装の人たちもいます。
これは一体なんなんだ…
団体ごとにテーマがあるらしく、そのテーマに沿って衣装なども統一されていました。
かわいい。お母さんたちが衣装を用意してるんだろうか…
鼓笛隊以外にも多かったのは、このような大きいやぐら的な物を引き連れてるパターンです。
何かメッセージ性があるんだろうけど、何が何だかわからない。
なぜロシア…
2人で鳥小屋ひっぱるの大変そう。
鳥もちゃんといます。風が強かったので、ちっちゃい鳥ちゃんは風に翻弄されていた。
この猫ちゃんがかわいかった。確か首とか動いてたような。完成度高い。
ちなみに私のお気に入りの団体は下記です↓
この虫の団体です。
他の団体はカラフルな衣装で元気な雰囲気なんですが、この虫の集団は不気味な音楽とともにこの暗い色合いの衣装だったので異彩を放ってました。
でっかい虫の作り込みもすごい。私も虫として参加したい。
パレードの人が沿道で見ている人たちにちょっかいをかけることもあるので、そういうのも楽しいです。
車いすの人たち(レプラコーン衣装)が参加していたり、
チャリの人がいたり。
何かを訴えるための幕を掲げている団体もいました。
ということで、パレードの一部の紹介でした。
一か所にとどまって見たとしたら、先頭から最後尾まで約1時間で全部見られたと思います。
なんとなく、一回見たらもういいかなという感じはします。自分の子供や知り合いが出ていたら別ですが。
アイルランドのパレードって規模も小さいし本当に手作り感がすごいです。でもそういった部分がほほえましくもあり、伝統文化的な一面を見られたりもします。
私はダブリンのパレードしか見たことがないので、コロナが収束したら今住んでいる町のパレードを見るのが楽しみです。
みなさんもぜひ一度セントパトリックデー本場のアイルランドにパレード見に来てください~!
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